カタログから選ぶのはきらいだ
空間の主要な部分を生の素材からつくることが、グリッドフレームのつくりかたの特徴だ。
できれば、カタログからは選びたくない。
選ぶという行為と、つくり出すという行為とは、本質的に頭を使う部分が違う。
つくり出すためには、現実へ向きあう覚悟がより必要なのだ。
また、つくり出すという行為の方が、偶然が関与する度合いが高い。
だから、思わぬものが生まれ出てくることもある。
意図と偶然、つまり、自力と他力のコラボレーション。
それが、つくり出すという行為だから。
→自社ファクトリーでつくる店舗デザイン空間/グリッドフレーム