GF001のコンセプトノート

店舗内装デザインを手がけるグリッドフレーム001の視点

映画 かもめ食堂

2006年。荻上直子監督。

ガッチャマンの歌詞を問われて、思い出せない人と思い出せる人では、この映画に対する印象は違うかもしれない。

ぼくは、幸運なことに歌詞を思い出せたので、ストレスを感じることなく観ることができた。

たぶん、荻上監督が大事にしている部分は、観る側の違いで、映画が変る、ということなのだろう。映画を低いところへ引きずりおろす、というべきか・・・

そんな意味では、いろんな高邁な批評を無効化してしまうような仕掛けが施してあるような映画だ。

ぼくは、それをきらいではないが、好きでもない。監督もたぶん、それでよいのだろう。

「自分でつくるより、だれかがつくってくれた料理の方がおいしい」というテーマは大賛成だ。

ぼくは自分でつくる料理は、鍋に入ったまま食べてしまうくらい、ないがしろにしてしまう。だれかがつくってくれた料理しか、料理ではない。ぼくにとっては。

自社ファクトリーでつくる店舗デザイン空間/グリッドフレーム

店舗内装デザインを素材とヒトにこだわって/マテリアルス

 

 

001@gridframe • 2013年6月9日


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