年輪のレコード
ドイツのアーティストBartholomäus Traubeckが、いろいろな木の年輪を読み取り、楽譜に変換して、音楽として表現しているという。
いかにも木が内包している音楽のように感じられる。レコードの姿も美しい。
ぼくの予感では、自然のあらゆるものをさまざまな法則によって楽譜に置き換えれば、すべて美しい音楽になりうるのではないか、と思う。
ぼくのいう自然には、時間の経った人工物や人間の意図を介在せずにかたちになったものも含まれる。
そういったあらゆるものが、美しい音楽を内在していることを想像することはとても愉快なことだ。
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