GF001のコンセプトノート

店舗内装デザインを手がけるグリッドフレーム001の視点

安心と怒り

怒りにもいろんな種類があるかもしれないが・・・。 ある種の怒りをあらわにする人は、その瞬間、自分の身を安全なところへ置いている。 逆に言えば、自分が現実の不安から一瞬でも逃避するために、誰かへ向けて怒りをあらわにするのだ…

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クライアントへの共感

ぼくがこの仕事をやっていて、幸せを感じるのは、社会にとってよいことをした、と思えたときだ。 それは、つまり、ぼくらのつくった空間がクライアントの成功に少しでも貢献して、それが社会をよりよくしていると実感できるときだ。 ク…

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頼まれる

仕事を頼まれるとは、見ず知らずの方から信頼を受けて、その人の人生の大事な部分を任される、ということだ。 任された結果がよいことの確実性を、頼む側は事前に判断して、ぼくらに頼んでくださる。 ぼくらは確実によい結果を出さなく…

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ひたむき

200ページの論文を持って、アメリカから帰ってきたのはもう19年も前のことになる。 その論文を大量にコピーして、会う人、会う人に、片っ端から配ってまわった。 そして、その内容について、長い時間しゃべりつづけた。 みんなに…

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マテリアルス実験工場のHP

<クライアントの心を素材で表現し、想いをかなえる> 1. 挑戦するクライアントのために マテリアルス実験工場は、㈱グリッドフレームの核となるつくり方を支える一プロジェクトです。 1998年創業の㈱グリッドフレ…

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限界を超えるためのシステム(デザインビルドの究極のかたち)

デザインとビルドが分かれている場合、もちろんビルド側もよいものをつくろうとしてきただろう。 だが、その場合の最大の問題点は、ビルド側が「常識の枠にとらわれる」ことである。 ここでいう「常識の枠」とは、倫理やアートの問題に…

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デザインビルド

グリッドフレームのHPの冒頭を次のように変更した。 ぼくらを理解してもらうためには、デザインビルドという言葉で紹介するのが、一番分かりやすいと思うからだ。 +++++++++++ デザイン-ビルド(Design-Buil…

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weathering

(photo by Eiji Kakugawa) 2013年秋に完成したKojima for Beautyの外壁。その後に降った数え切れない雨が、モルタルの表面にあるカルシウムを溶かして、縦にたくさんの白い線を引く。 時…

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喜び

苦悩は空間に注入された気体のように、全身に満遍なく拡がる。その大小には関係なく。そして、それは喜びも同じだ・・・とホロコーストで収容されたユダヤ人の学者フランクルは体験記『夜と霧』の中で言う。 (この言葉については、5年…

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リアクション

上流から来たものに対して、リアクションとしての制作を連鎖していくのが、『創造性の連鎖』のつくるあり方だ。 リアクションの楽しみは、使う素材の幅を広げることによって、さらに増大する。 ある素材が持っている個性は、ぼくらによ…

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性善説

映画にしろ、本にしろ、あらゆるストーリーは性善説に基づいていると思う。 主人公は、外面的にどうであろうと、内面は憎めない善人で、ストーリーを展開していくためには、それに対して感情移入させることが絶対条件だ。 つまり、映画…

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2014年

2014年。 グリッドフレームとしては、輝きを放つことができた年だった、という思いがある。 ぼくらは、もうひとつのリアリティをつくりだす空間アーティスト集団だ。 店舗空間である以上は、エンターテイメント性も要求されるが、…

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もう一つのリアリティ

例えば、映画や本で拷問のシーンに遭遇すると、鳥肌が立つ。そこで誰かが傷つけられると、自分が傷ついたようにどこかで痛みを感じる。 それは、もう一つのリアルな体験といってもいいかもしれない。 ぼくらがおそらく一生の中で体験し…

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Out of style

out of styleの広瀬さんと久しぶりにお会いした。 http://www.1938.jp/outofstyle/ ぼくらが社会の中で「創造性の連鎖」の輪を広げていくために、キーとなるのは「ぼくらが独自にどのように…

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美容室 Hoek Hoek

ぼくらは一生のうちにどのくらいの数の本を読むことができるだろう? たぶん図書館にある本の中のほとんどは、 ぼくにとっては背表紙を拝むだけの存在にすぎない それぞれの本はその内に秘めた世界を持ち、 読まれることによって初め…

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映画 コンスタンティン

2005年。アメリカ。 この世は、天国・人間界・地獄の3つの世界に別けられている。それぞれの住人が別の世界へと自由に行き来することを禁じられることで、均衡が保たれている、という。だが、地獄界から人間界へ悪魔が侵入している…

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関係

空間とは、物と物の間にある空気のことをいうのだから、つまり関係のことをいうのだと学生のときに教わった。 失敗している店舗空間の代表的なものは、「関係」を感じられない空間である。 例えば、スカスカした印象の空間は、ある要素…

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手描きの空間

ぼくはパースの線を手で描くことにしているが、それは手で描く線のゆらぎを空間に反映したいという想いからだ。 昨日お越しになったクライアントは、バーの看板に使う手描きのスケッチをお持ちくださった。 そうそう、このようなスケッ…

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甲州屋

40年以上も経った、時間がつくりだした重厚な空間が取り壊しに決まり、新しい店舗へ。 老舗が新しい時間を刻んでいく空間は、どのようにあるべきか。 その一つの方法は、この老舗を担う人たちに焦点を当てることだ、と考えた。 その…

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BARnik TOKYO

(photo by Masato Yamazaki) 私たちが摂取する食料を宇宙から探す、という認識は、地球上も宇宙の中にある限り、間違っていない。 今後、食料を得るために地球から外へ出ることだって、考えられないことでは…

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下吉田

富士山の麓、富士吉田市に、地元や外からやってきたクリエイターが集まる場所をつくろう、というコンペに参加した。 今日は提出日。ぎりぎりまで時間がかかって、宅配便に間に合わなかったため、現地まで列車で2時間以上かけて提出して…

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こもりつつ、見られる

ぼくは、学生時代からずっと、自分が考えるための空間の条件について考えてきた。 その答えが、一般的なものかどうかわからないが、確信をもって言えることがひとつある。 それは、勉強や仕事に集中するためには、どこかに他人の目が必…

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DECO CHOCO

(photo by Harumi Takai) 渋谷・スペイン坂にDECO CHOCOが完成した。 いつものグリッドフレームとは一味も二味も違うプロジェクトだったが、担当の008は、クライアントと意気投合してノリノリだっ…

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繁華街

金曜の夜、ルートを決めずにランニングに出かける。 交差点では、止まらないように青信号の方を必ず渡るようにすると、思いも寄らぬ方向へ進んでいくのが愉しい。 今夜は、四谷、市谷、神楽坂、飯田橋、小川町、水道橋、再び飯田橋、大…

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自信

どんなにできることを全部やったとしても、最後はいつも天に任せるしかない。 未来を保証されているように見える人がいても、そう見えるだけでぼくらは概して同じ条件のもとに生きている。 だれもが、最後の最後は天に任せるしかない。…

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映画 夢売るふたり

2012年。西川美和監督。 5年間二人でやってきた小さな居酒屋を火事で失った夫婦が、もう一度店を持つために、数々の結婚詐欺を企てる。 きっかけは酔った勢いで浮気をした夫に対する妻の嫉妬だった。妻は夫に与える罰として、結婚…

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内省

競技場の真ん中で闘っている人たちを観ているつもりが、気がつけば自分が闘いの中にいるのが人生。 そして、自分が闘いの中にいるはずが、気がつけば競技場の真ん中で闘っている人たちを観ているのも人生だ。 内へ内へとつきつめていっ…

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BARnik TOKYO

人間ひとりひとりを中心として、無限に広がる宇宙。 そこから、体によいものを選んで、口へ運ぶことによって、だれもが生きている。 私たちは宇宙をさまよい、今日も体によいものを探している。 そして、可能性を秘めた物体を見つけて…

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くりかえす

同じ話を何度もくりかえす人がいる。(無意識だが、ぼくもどうやら、そのうちの一人だ。) 聴いている方はうんざりするかもしれないが、話す方にとっては、同じ話をしているようでいて、そのときそのときで新しいのだ。 だから、よく聴…

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何もしない

古くてボロボロだからこそ、なにもしない、というリフォームの選択肢が際立ってくるように思う。 空気がよい、というところまで持っていけば、それでじゅうぶんだろう。 耳を澄ませば、多くを語りかけてくれて、目を凝らせば、多くを発…

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