リアクション
上流から来たものに対して、リアクションとしての制作を連鎖していくのが、『創造性の連鎖』のつくるあり方だ。
リアクションの楽しみは、使う素材の幅を広げることによって、さらに増大する。
ある素材が持っている個性は、ぼくらによって発見され、そのリアクションとして何かを足したり、引いたりしながら、制作を進める。
例えば、一部が破れてしまったために売り物にならない布があるとする。ぼくらは、その破れたかたちに合わせて、鉄板をカットし、布と鉄板を合わせて、偶然から生じた破れを表現に変えていく。
ぼくらは、今年から、このようなつくり方を、積極的に空間づくりに取り込んでいこう。
→自社ファクトリーでつくる店舗デザイン空間/グリッドフレーム