レイヤー
レイヤーの向こうにあるものは、少し見えにくくなった分だけ、現実感を失っている。
例えば、霧の中の人を見るとき、現実の音は消えたように感じられ、そして、輪郭がぼけた人の動きはスローモーションで見るような優雅さを呈するようになる。
レイヤーの向こうの人は、まるで劇中の人物のように、見るべき魅力をまとう。
また、そのレイヤーが自然の風によってゆらゆら揺れるようなものであれば、レイヤーの向こうの人は、すぐそこにいるにもかかわらず、ぼくらの世界から、もうずっと遠くの世界を垣間見せてくれる。
→自社ファクトリーでつくる店舗デザイン空間/グリッドフレーム
→店舗内装デザインを素材とヒトにこだわって/マテリアルス
→世界にひとつの看板&ファサード/GFファサード&サイン