試行錯誤
創造性の連鎖は、複数の人間で何かをつくるときの、それぞれの試行錯誤の連鎖だ。
試行錯誤することによって、初めて空間の質を高めることができる。
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創造の醍醐味は、試行錯誤にあるだろう。
頭の中にひらめいたことを実際にやってみて、失敗すればやり直す。
その繰り返しで、学んでいく愉しさを超えるものはない。
学んだ結果として、試行の確度も上がり、結果を出すスピードも上がっていく。
よいつくり手とは、そのような人のことを言う。
頭が動くのに任せてつくるのだから、原則として、試行錯誤はひとりでしかできない。
複数の人間でつくるとなると、方法が完璧に準備されていなければ、全員が効率的に動くことができない。
創造性の連鎖は、複数の人間で何かをつくるときの、それぞれの試行錯誤の連鎖だ。
試行錯誤することによって、初めて空間の質を高めることができる。
その連鎖によってつくられた空間が、高いエネルギーを持たないわけがない、と信じる。