リサイクル
満開の桜と一般ゴミ。今日は、近所の方々に工場を開放して、花見だそうだ。
前橋市にあるリサイクル工場、ナカダイ。こんな気持ちのいい日に、見学させていただいた。
木と紙とプラスチックを粉砕したものを混ぜた塊がリサイクル工場の最終成果物だと教えられた。6000kcalの熱量で燃える良質の燃料になるそうだ。
プラスチック単独だと12000kcalもあるため、炉が熔けてしまうそうで、熱量をコントロールすることが重要だという。
ただし、プラスチックの中でも塩化ビニルはダイオキシンが出るため、取り除かねばならないそうだ。だから、リサイクル率は80%くらいらしい。
自治体の中には、塩ビなどを取り除かないで、リサイクル率100%をうたっているところもあるそうで、悪質な燃料を量産しているらしい。自治体が環境破壊を先導しているなど、今の時代にはないと思っていたから驚いた。
なぜそんなことが起こるのだろう?
→自社ファクトリーでつくる店舗デザイン空間/グリッドフレーム