人に対する興味
「他者を手段としてのみならず、目的としてあつかえ」
この言葉を反芻する必要もなく、実践している人もたくさんいるだろう。
だが、哲学でこれを語る必要があるのは、他者を手段としてのみあつかってしまう人がいるからだ。
「わたしはヒトに対して興味がある」と思っている人は、私も含めて多いが、手段としてなのか、目的としてなのか、その内容はさまざまだ。
手段としてのみあつかうことを避けるためには、社会としての理想の未来を描くことだ、と思う。
その想像力が、現在の自分の実践を決定するだろう。
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