映画 さあ帰ろう、ペダルをこいで
2008年。ブルガリア。
祖国を失う、ということは、記憶を失うに等しい、という着想から、この映画はつくられたのだろう。
だから、失った記憶を取り戻すために、祖国へ帰る旅へ出るのだ。
前田有一という人がこの映画について書いていたのを読んだが、確かに日本人には、祖国を失う、という感覚が分からない人が多いだろう。
国とは何か、という問いも日本人から発せられることは少ないだろう。
そして、そんなぼくたちが、世界の中で圧倒的に少数派であることを認識することは現在、とても重要なことなのかもしれない。
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