震災後
震災後、東北で活動を続けてきた神戸大学の建築の学生が、この春から就職して東京へ出てきている。
今日、約1年ぶりに一緒に飲んだ。
就職しても、社会のためにどのようにあるべきか、という自問を繰り返す彼を、昨年と変わらず、まぶしい目で見つめた。
ぼくの半分の年である彼と、ずいぶん話が通じ合う気がするのは不思議なことかもしれない。
この3連休、彼は久しぶりに気仙沼を訪れるそうだ。彼は、そこで何を感じるのだろう。
彼らの新しい価値観に、ぼくは大きな関心を持っている。
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