something from somebody
アンティークショップsfs antiqueを引き渡した。
sfsとは、something from somebodyの略だ。
「誰かから来た何か」・・・アンティークをそう捉えた瞬間に、ひとつひとつのものに刻まれた歴史がイメージとして押し寄せてくる。
その中には、さまざまな家族の風景がある。親から子へ。そして、子から孫へ。愛情のひとつのかたちとして、受け継がれてゆくものたち。
本来、もののやりとりは、愛情によるものであるべきだろう。
そんなことをイメージしながらの引渡し後に、記念写真。
期せずして、クライアントのご家族3代がこのお店の始まりを記念する写真におさめられたことに深く感じるものがあった。
→自社ファクトリーでつくる店舗デザイン空間/グリッドフレーム