GF001のコンセプトノート

店舗内装デザインを手がけるグリッドフレーム001の視点

知らないことの強さ

馬鹿にされることを許容できなければ、面白いものなど一生つくれない。

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知らないことの強さ、というものがある。

プロがつくるものよりも、学生のつくるものが輝いていることがある理由はここだろう。

知識と経験は、一般にやってはならないことを増やしていく。世の中に同じようなものが多いのは、その帰結と言える。

世の中に面白いものは、いつも少ない。

だから、知らないことはそれ自体でひとつの価値だ。

よいレインストーミングとは、知識と経験を括弧に入れることができる人か、もしくは、その世界を知らない人によるものだ。

そうでなければ、面白いものは出てこない。

だから、それをわからない人には、馬鹿にされていればいい。

馬鹿にされることを許容できなければ、面白いものなど一生つくれない。

001@gridframe • 2015年11月14日


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