秋葉原
電気に関するものならなんでも揃う、という町のイメージはこの20年でずいぶん変わってきた。
マニアックなパーツ、ゲーム、アニメ、メイド喫茶、AKB48・・・。世界中から集まってくるオタクたち。
一方で、大型電気店や飲食チェーンが続々と出店し、フツーの人の比率も高まってきている。
フツーとオタクの違い自体がなくなってきたのかもしれない。
現在・過去・未来がごちゃごちゃと混ざり合うこの町は、混沌好きなぼくには魅力的なはずなのだが、ぼくはいつも部外者的な気分でこの町をさまよう。
オタクな外国人には、たまらないパラダイスらしい。ぼくはその対極にいるんだろうか。
→自社ファクトリーでつくる店舗デザイン空間/グリッドフレーム